Saru blog

とりあえず

タイピスト! を観た

久々の単館系作品でフランス語を出演者はしゃべっている。そうなるとハリウッド映画とは違い馴染みの俳優は一人も出てこず、先入観はない代わりに説明で字数が必要になってくるが知らん人ばっかりということで。

アナログのタイプライター全盛の1959年という時代出てくる者はほぼ全編でタバコをふかしている。雑貨屋の娘が売り物のタイプライターを少しさわり程なくして秘書の求人に応募してタイピングが早いことを理由に採用される。試用期間が1週間でその才能からタイプライターコンテスト参加を条件に本採用、コレから色々あります。

主人公の女性はアメリと同タイプでかわいいし、舞台がフランスだからかキーボードがAZERTY配列でなじみの英語はQWERTY配列と違うのを初めて知った。後者に関してはスピードが早くなりすぎるのを防ぐためにこの配列になっているというのを見た記憶があるが当時世界レベルのスピードになるとジャムる描写も出てくる。物理的な制約のない今もこの配列は続いているわけだが少し違和感があるにしてもタイプライターのフォントは少しかすれがあったりして味があり、たまには見たいものだ